中国の歴史を感じる造形物と美”北京故宮博物院”

中国
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故宮博物院は中国の北京市内にあるかつての宮廷です。昔は紫禁城と呼ばれていました。
明王朝 (1368-1644) と清王朝 (1644-1911)時代の皇帝が使用していた旧宮廷で、1987年にユネスコの世界文化遺産に認定されています。

そんな北京故宮博物院について紹介します。

北京故宮博物院の周りは日本の皇居と同じように川で囲まれています。

この日は川が凍っていました。スケートできそう!

営業時間

旺季 4月1日~10月31日
入館時間  8:30
最終入館 16:10
閉館時間 17:00

淡季 11月11日~3月31日
入館時間  8:30
最終入館 15:40
閉館時間 16:30

チケット料金

旺季  4月1日~10月31日 60元
淡季 11月11日~3月31日  40元
※現在は新型コロナの影響で当日販売は行っておらず、事前予約制になっています。ネット予約には実名登録がとパスポートの登録が必要です。
※入場のチケット確認時に72時間以内の陰性証明書が必要になります。観光だけでなく、公共施設の利用には必ず陰性証明書が必要です

館内map

北京故宮博物院の公式ホームページには館内のおすすめルートがあります。
・2時間コース(2ルート)真ん中の道を中心に見るコース
・半日コース(2ルート)真ん中だけでなくサイドの部分も含んだコース
・日帰りコース 全ルートを含むコース

おすすめコースについてはこちら
故宮博物院内はかなり広く、両サイドの建物には展示品があり、建物や階段などの細部に凝った彫り物があるので、デザインなど細かく見ると1日かかるかもしれません。

太和殿

太和殿は三大殿のうちの一つで、明王朝時代の第3代皇帝永楽帝の時代1420年に建設されました。封建時代の皇帝の権力の行使、または盛大な式典を行う時に使用していた宮殿です。

宮殿の名前
奉天殿:明王朝初期
皇極殿:明王朝の第12代皇帝嘉靖帝時代1562年に改称
太和殿:清王朝の第3代皇帝順治帝時代1645年に太和殿と改称

弘義閣
体仁愛閣

中和殿

中和殿は三大殿のうちの一つで、大和殿と同じく明王朝時代の第3代皇帝永楽帝の時代1420年に建設されました。
明清時代には大和殿で式典が行われる前に皇帝は中和殿で休息し、執事からの拝謁をここで受けていました。

宮殿の名前
華外堂:明王朝初期にはと呼ばれていました
中極殿:明王朝の第12代皇帝嘉靖帝時代の火事により再建され改称
中和殿:清王朝の第3代皇帝順治帝時代1644年に中和殿と改称

太和殿から中和殿までに道

保和殿

保和殿は三大殿のうちの一つで、大和殿と同じく明王朝時代の第3代皇帝永楽帝の時代1420年に建設されました。
明清時代には様々な目的で利用、明王朝時代には盛大な儀式の前にここでお着替えていたそうです。清王朝には毎年大みそかと正月十五日には保和殿で晩餐会を行っていたそうです。

宮殿の名前
謹身殿:明王朝初期にはと呼ばれていました
建極殿:明王朝の第12代皇帝嘉靖帝時代の火事により再建され改称
保和殿:清王朝の第3代皇帝順治帝時代1645年に保和殿と改称

乾清門

内庭にある三宮のうちの1つです。明王朝時代の第3代皇帝永楽帝の時代1420年に建設され、明清時代に何度か消失、再建されましたが、現存する建物は清王朝第7代皇帝時代1798年に建てられました。明王朝時代に皇帝の居城として、皇帝が住んでいたそうです。

御花園

御花園は北京故宮博物院の中央後方にあります。明王朝時代の第3代皇帝永楽帝の時代1420年に建設されました。

紫禁城には4つの庭園があります。中央に御花園、西には建福宮花園、東には寧寿宮花園と慈寧宮の南側に慈寧花園があります。

庭園には160本以上の古木が植えられており、様々な形の山石盆景が広がっています。写真は御花園です。

神武門

神武門は紫禁城の北門になります。明王朝時代の第3代皇帝永楽帝の時代1420年に建設されました。明王朝時代の名称は玄武門、清王朝第四皇帝康熙帝の時に再建し神武門に改称されました。

神武門は出口ですが、入口みたいですね。

龍陛

階段の中央に龍が彫ってあります。龍陛と呼ばれ中央は皇帝が通る道だそうです。館内の至場所にあります。

太和門前
大和殿前
大和殿前
保和殿後

まとめ

連れがも北京故宮博物院は中央の太和門→太和殿→中和殿→保和殿→乾清門→乾清宮→交泰殿→坤宁宮→御花園→神武門のメインの通りとなっています。

展示も紹介したかったのですが、ガラスの反射が強く写真を掲載できませんでした。私が見た場所は天体系のものが展示してありました。展示館は文化財の種類によっていくつかあり、人が少ないのでゆったり見れます。

私が訪れた時はゆっくり館内を見ることができなかったのですが、太和殿の前には月台と呼ばれる舞台や左右には長寿を象徴する青銅器の鶴や亀がいたり、屋根には人や動物の彫刻があったりします。

公式ホームページには全景のパノラマで館内を見ることが出来ますし、彫刻についても詳しい説明があります。中国語がわからなくても翻訳などを使い是非見てみてください。

故宮博物院ホームページ

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