初ヨーロッパ旅行⑤中世の宝石と言われるローテンブルグ・オプ・デア・タウバー

ドイツ

メルヘンな絵本の世界に憧れたことはありませんか?

そんな中世の世界をそのまま感じる事ができる町、クリスマス時期には有名なクリスマス市が開催される町、ローテンブルグ・オプ・デア・タウバーを紹介します。

前回のヴィーナス巡礼教会からローテンブルグ・オプ・デア・タウバーまではバスで約4時間半かかりました。

ノイシュバンシュタイン城・ヴィーナス巡礼教会についてはこちらをご覧ください。

中世の宝石と称えられるローテンブルグ・オプ・デア・タウバーはロマンティック街道を代表する町の一つです。

ドイツの歴史を印象深く具現している不思議な魅力がある町でもあります。

ローテンブルグ・オプ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)

町にいると、まるで絵本の中にいるような気持になります。

そんなローテンブルグ・オプ・デア・タウバーを紹介していきます。

マルクト広場(Marktplatz)

ローテンブルグ・オプ・デア・タウバーの中心地あり、市庁舎に面した広場です。

が広場の近くには様々はギフトショップがあります。

市庁舎(Rathaus)

市庁舎は2つの様式の建物で構成されています。

後方はゴシック様式の建物。前方正面はルネッサンス様式の建物です。

市庁舎には展望台があり、正面から入れます。

市参事会員酒場(Ratstrinkstube / Touristinformation)

現在ここは観光案内所になっています。

以前は市参事会員専用の場所だったそうです。

名前から想像すると、ドラゴンクエストの”ルイーダの酒場”のようですね。

ゲオルグの泉(Georgsbrunnen)

町最大の井戸です。

深さ8メートルで10万リットルの水があるそうです。

白い塔(Weißer Turm)

塔に隣接する建物は旧ユダヤ人舞踏間で、中世期ユダヤ人社会の中心地の役目を果たしていたそうです。

レーダーアーチ/マルクス塔(Röderbogen/Markusturm)

最も美しい門のモチーフの一つとされています。

最初の外壁建設の時に建てられました。

プレーンライン/シルバーの塔(Plönlein/Siebersturm)

ドイツの最も美しい中世の町並みの一つです。

本屋さんで美しい町の写真集などで良く見かける場所です。

城塞門

紋章で装飾された外門です。

ブルク門(Burgtor)

町の西にある城門です。

城塞公園に面した場所にあります。

クリンゲン門(Klingentor)

町の北西にある門です。

クリンゲン門は貯水塔の機能を果たしていました。

ここから城壁に上ることが出来ます。

シュピタール門(Spitaltor)

門の奥にはシュピタールバスタイ(Spitalbastei)でがあります。シュピタールバスタイ17世紀に建てられた堅固な要塞です。

※バスタイとは砦を意味します。

シュピタールバスタイ(Spitalbastei)

城壁(Rothenburg walls)

町は城壁で囲まれています。

時間がなかったのでできませんでしたが、城壁を一周してみてるのも楽しそうです。

城塞公園/ブルク公園(Burggarten)

ブルク門に面して公園があります。

城塞公園からは旧市街地とタウバー渓谷を眺めることが出来ます。

中世犯罪博物館(Mittelalterliches Kriminalmuseum)

中世犯罪博物館には中世後期から19世紀に至る法律の発展が展示されています。

中に入れませんでしたが、外からでも拷問器具など見ることが出来ました。

Teddyland

ドイツで最も大きなテディベア専門店です。

入口には2メートル近くある大きいテディベアが出迎えてくれます。

お店の中は多くのテディベアがおいてありました。

外から見えるディスプレイも可愛いです。

ケーテ ウォルファルト本店クリスマスビレッジ(Käthe Wohlfahrt Weihnachtsdorf)

世界的に有名なクリスマスビレッジです。

一年中クリスマス用品を販売している専門店です。

数年前まで日本の品川にもケーテ ウォルファルトの日本店がありました。

今では六本木ヒルズのクリスマスマーケットで出店されています。

お店の外にはクリスマスプレゼントが積まれたレトロな車があり、お店に入るまえからワクワクしてきます。

お店の中はクリスマス一色!!!

グッズだけでなく展示も可愛くて何時間でも滞在できます。

クリスマスの時期じゃなくてもクリスマス気分を味わえる素敵な場所でした。

ケーテ ウォルファルトについて詳しくはこちら→ケーテ ウォルファルト公式サイト

ローテンブルクのクリスマスビレッジ内にはクリスマスミュージアムがあります。

興味がある方はこちらをご覧ください→クリスマスミュージアムについて

夜警ツアー

夜8時のマルクト広場。※こんなに明るいのに、もう夜の8時なんです。

”夜警”が広場に現れました。

夜警は歩きながら要所でローテンブルグ・オプ・デア・タウバーの歴史と小話を紹介してくれます。

英語がわからない私は雰囲気だけでも味わいたくて参加しました。

ツアーの参加者は思ったより多く、ぞろぞろと集団で歩きます。

要所で立ち止まって、建物と歴史を説明してくれます。

英語がわからないのが悲しい!!!何を言っているのかさっぱりです。

少し集団から外れても、迷子になることはありません。

人が大勢いる場所に行けば、夜警がいます。

夜警ツアーが終わる頃には少し暗くなっています。

滞在時間が少ない場合や、どこ見れば良いかわからない時などは夜警ツアーの参加をおすすめします。

英語がわからなくてもいろいろな場所が見れますし、イベントに参加している気分が味わえます。

吊り看板

町には美しい吊り看板が多くありました。

町の気になったもの

町には細かいところも見どころが満載です。気になったものを紹介します。

オブジェ

ゲオルクの泉もそうでしたが、他の噴水にも面白いオブジェが飾られていました。

その他

こんなのあるの?!っていうものを紹介します。

詳しくは分からないのですが、数字が12あるので、太陽の光で影のできる所で時間が確認できるのかな?
こんな所に飲み処の提灯が…。中は居酒屋になっているのか気になります。
馬車の標識がありました。日本では見なれない、ヨーロッパならではですね。

まとめ

ローテンブルグ・オプ・デア・タウバーに到着した時間は夜5時過ぎでした。

到着してすぐに添乗員さんから、明朝の出発時間が早いから買い物ができない、夜6時ごろに閉まる店が多いから行きたいお店があったら急いでいった方が良いと案内がありました。

一番気になっていたお店”ケーテ・ウォルファルト”に急いで向かい、無事買い物ができました!

他にも日本人オーナーのオーガニックショップ”Lovely“にも行ってきました。

Lovelyについてはこちら→Lovely公式サイト

ローテンブルグ・オプ・デア・タウバーは日本人観光客が多いのか、町の案内マップやケーテ・ウォルファルトのパンフレットなど日本語対応のものが多かったです。

ケーテ・ウォルファルトのパンフレットには「日本人スタッフがいるので商品説明できます」との記載がありました。Lovelyも化粧品など顔に付けるものは成分など気になると思いますが、日本人オーナーが対応してくれ商品の説明もしてくれるので心配はありません。

ローテンブルグ・オプ・デア・タウバーでは、日本だと暗くなっているような時間でも町は明るいです。そのせいか、時間を気にせず観光を楽しめました。

ローテンブルグ・オプ・デア・タウバーはロマンティック街道の中でも一番ロマンを感じる町だと思います。小さい町ですが絵本のような魅力たっぷりな町です。

是非訪れてみて下さい。

次はハイデルベルクに向かいます。

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