初ヨーロッパ旅行⑨歴代フランス国王の戴冠式が行われてきた神聖な町”ランス”

フランス

フランスのランスにきました!

コルマールからランスまでの移動時間はバスで約5時間。

ランスの町並みはフランス建築の建築様式、コルマールの町並みとはだいぶ違います。

コルマールについてはこちらをご覧ください↓

ランス(Reims)

ランスはノートルダム大聖堂では歴代のフランス国王の戴冠式が行われるなど、フランスの中でも重要な役割を果たしてきた町です。

現在は多くのシャンパンブランドがある町としても知られています。

そんなランスのノートルダム大聖堂とその周辺の様子をご紹介します。

ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Reims)

ランス・ノートルダム大聖堂は建築・彫刻において統一されたゴシック様式の傑作と言われてます。
1991年にユネスコ世界遺産に登録されました。

ランスのノートルダム大聖堂は”戦いの女神”という異名持つ、英雄「ジャンヌ・ダルク」が訪れた場所としても有名です。

大聖堂のすぐそばにはジャンヌ・ダルク像があり、学生の遠足などの集合写真スポットになっていました。

外観

ノートルダム大聖堂の入口のなるのが、西ファザードです。

上部には彫像56 体の彫像があります。公式サイトでは「王の回廊」と書かれており、これらの彫像はフランス王もしくはキリストの使徒ではないかと推測されています。

入口に向かって左側の門には「微笑みの天使」がいます。

画像の右側にいるのが「微笑みの天使」です。癒される微笑みですね。

ここが西ファザードの入口です。

入口の中央では聖母マリアが迎えてくれています。

ノートルダム大聖堂全体の外観。

内観

中は他の聖堂と比べると明るい造りになっています。

こえは堂内の蠟燭を節約するために一部のステンドグラスをガラスに変えたことが理由とされています。

ステンドグラス

災害などで壊れたステンドグラスの多くはさまざまアーティスにのデザインにされたものに修復されています。

バラ窓

入口上部の大きいバラ窓は昔からあるステンドグラスで、下にあるバラ窓は新しものです。

この小さなバラはガラス職人”ジャック シモン”の作品です。

入口のステンドグラスの周りには52体の彫像が彫られています。

「マルク・シャガール」のステンドグラス

アキシャル チャペルの 3 つの窓は、1974 年にシャルル マルクの協力を得てマルク シャガールによって作られました。
何も知らずにこのステンドグラスを観たとき、シャガールの作品に似ている絵だなと思って眺めていたら、本当にシャガールの作品でした。

「イミ・クネーベル」のステンドグラス

ドイツのアーティストです。赤、青、黄の原色を使った抽象デザインの作品で有名です。

鮮やかで芸術的デザインで、目を引きます。

他にも素敵なデザインのステンドグラスがありました。

祭壇

厳かな雰囲気まとう祭壇です。祭壇を前にすると身が引き締まる感じがあります。

説教壇

ここで説教を聞きます。現在も使われているみたいですね。

ショップ

ショップが併設されていました。時間がなく、ゆっくり見れませんでしたが、何が販売されていたのか気になります。

パイプオルガン

パイプオルガンが2つありました。

両方とも現在も使われているのでしょうか。いつか実際に演奏されている姿を見てみたいですね。

他にも堂内には様々なものがあります。

聖堂内にはランス・ノートルダム大聖堂のミニチュアがありました。

地上からは見えにくい上部の方までしっかり再現されており、見入ってしまいます。

他にも見どころある作品があります。

ノートルダム大聖堂は無料です。拝観時間などは公式サイトをご覧ください。

ノートルダム大聖堂公式サイト

トー宮殿(Palais du Tau)

このトー宮殿も1991年にユネスコ世界遺産に登録されています。

現在は博物館として隣接するノートルダム大聖堂に関する品々が展示されていますが、12世紀までは大司教の住居でした。フランス国王の戴冠式前の御座所としても使用されていたこともあります。

トー宮殿は中に入ることが出来ますが、現在は制限がいろいろあるようです。

個人で訪れる予定がある方は方式サイトをご覧ください。

トー宮殿公式サイト

ノートルダム大聖堂周辺の景色

こんな街並みを眺めながらレストランやカフェのテラス席でゆっくりしたいです。

裁判所です。博物館や美術館のような雰囲気があります。

裁判所の入口です。厳格な雰囲気があります。それにしても裁判所まで芸術的です。

路面電車が走っていました。色もデザインもおしゃれですね。

ここは銀行のようです。銀行までおしゃれに見えます。

どこを見ても建物の造りが統一されていて、見ていて気分があがります。

まとめ

ツアーの予定上、ノートルダム大聖堂とその周辺しか周ることしかできませんでしたが、他にもノートルダム大聖堂やトー宮殿と同じ時期にユネスコ世界遺産に登録されたサン・レミ大聖堂や日本人画家の礼拝堂”藤田画伯の礼拝堂”、紀元後200年ごろに建てられたマルス門など、見どころは多くあります。

またランスは世界で有名な数々のシャンパンブランドがあることでも有名です。多くのシャンパンメーカーは見学ができるようです。

シャンパンメーカー巡りも楽しそうですね。

パリからランスまでは電車で約45分程度です。パリに滞在していて時間がある時は是非ランスにも足を運んでみて下さい。

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