初ヨーロッパ旅行⑦ドイツの雰囲気をまとうフランスの町”ストラスブール”

ストラスブール

ドイツからフランスに移動しました。

ストラスブール(Strasbourg)

ハイデルベルクからストラスブールまでバスで約2時間半。

ドイツ・ハイデルベルクについてはこちらをご覧ください↓

germany-france-tour-heidelberg

気づいたらフランスに入っていました。バス走行中にガイドさんが「ここが国境です」説明してくれましたが、見渡すと普通の道路で、島国の日本人すると県境をまたぐ感覚で国境を越えていました。

パスポートを見せる必要もなし、持ち物検査もされません。

気軽に国境を越えて観光できるのもヨーロッパの魅力の一つですね。

さて、ストラスブールという町の名は「街道の町」という意味の言葉が由来となっています。

その名のとおり、ストラスブールはフランスの玄関口として交通の要衝になっています。

それでは街道の町として栄えてきたストラスブールのグラン・ディルを紹介していきます。

グラン・ディル(Grande-Île de Strasbourg)

グラン・ディル1988年にでユネスコの世界遺産に登録されています。

グラン・ディルとは「大きな島」という意味があり、ストラスブールの中心に位置するイル川に囲まれた島のような場所のことです。

ストラスブールの観光名所の多くがこのグラン・ディルにあります。

プティット・フランス(Petite France)

ストラスブールの一画、5つのイル川が密集している場所の周辺がプティット・フランスになります。

見どころは木骨造り(ティンバーフレーミング(timber framing))の家です。

※木骨造りの表記はドイツ語:ファッハヴェルクハウス(Fachwerkhaus)、フランス語:コロンバージュ(Colombages)になります。国によって表記が違うと記載する時にどれを選んだらよいか悩みますね。

ドイツのような雰囲気がありますよね。ドイツの国境近くにあるからドイツの影響を受けているだけではありません。

ストラスブールは昔、ドイツの神聖ローマ帝国の都市だったのです。その後もドイツとフランスで領土を争っていたこともあり、歴史的も両国に深い土地になります。

そのため、ストラスブールはドイツとフランスの両方の文化が取り入れられて、観光客を魅了する魅惑的な町になっています。

同じ町でも建物を比べてみると違いがあります。

ノートルダム・ド・ストラスブール大聖堂(Cathédrale Notre-Dame-de-Strasbourg)

ストラスブール観光の1番の見どころはストラスブール大聖堂です。

この教会の興味深いところは、2つの建築様式が用いられているところです。

また、世界的に有名な天文時計に最後の晩餐を表現している天使の柱、豪華なパイプオルガンなど見どころ満載です。

※服装によっては入場できない可能性があります。ノースリーブや短パン等の露出はしないようお気を付けください。

詳しくは別の記事で紹介しています。

町の風景

ストラスブール大聖堂の近くのグーテンベルク広場(Place Gutenberg)にはメリーゴーランドがありました。誰でも自由に乗れるのでしょうか。

機会があれば乗ってみたいですね。

メリーゴーランドの真横にはグーテンベルク像がありました。

グーテンベルクはドイツ出身の活版印刷技術を開発した人です。

まるでメルヘンの世界をそのまま表しているよう夢の町みたいですね。

街中にワイン樽が!!!

ストラスブールのあるアンザス地方はアルザスワイン街道があるくらいワインの名産地として有名なようです。

試していないですが、蛇口をひねるとワインが出てくるのか気になります。

聖ニコラス教会(Paroisse Saint-Nicolas)

ストラスブールではストラスブール大聖堂が有名ですが、他にも多くの教会があります。時間があれば教会巡りをするのも楽しそうですね。

まとめ

ストラスブールはフランスの中でも魅力的な街並みの一つです。

大聖堂に行くために寄ったため、ストラスブール大聖堂周辺しか周れませんでしたが、それでも街並みはフランスとドイツの両方の影響を感じました。

町をでる時には、できれば宿泊してもっと町を堪能したい気持ちでいっぱいでした。

ドイツ文化とフランス文化の融合によって作られた絵本のような街並み、ドイツとフランスによる領土争いなど歴史的に見てもとても魅力のある町になっています。

ストラスブールの次は宿泊地のフランス・コルマールに向かいます。

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