高尾山:霧が作る幻想的な世界と雨と蜘蛛が作る芸術

国内旅行

高尾山は東京八王子市にある標高599メートルの山です。

都内で気軽に行け、登りやすい山です。山頂までしっかり舗装されたルートがあるためヒールでも登れるという噂があるほどです。

山登りは基本天気の良い日に行くのが普通ですが、梅雨の雨上がりの高尾山を紹介します。

交通アクセス

高尾山の最寄り駅は京王線高尾山口駅

・京王線
 新宿駅から高尾山口行きに乗ります。(約53分)
 乗換なしで行けます。
 ※京王八王子行きに乗ってしまった場合、北野駅で乗換が必要です。

・JR中央線
 新宿駅から高尾行に乗ります。(約57分)
 高尾駅で京王線高尾山口行きに乗換が必要です。
 ※始発は東京駅なので東京駅から乗ることもできます。

登山コース

登山コースは全部で8コースあります。

高尾山口駅から歩いて約5分ほどでケーブルカーのある清滝駅に到着します。

清滝駅から登山コースが分かれます。

1号路 (表参道コース)
2号路 (霞台ループコース)
3号路 (かつら林コース)
4号路 (吊り橋コース)
5号路 (山頂ループコース)
6号路 (びわ滝コース)
稲荷山コース (見晴らし尾根コース)
高尾山・陣馬山コース

高尾山:1号路ルート

この日は午前中に雨が降っていたため、午後から登山しました。

1号路ルートを登りましたが、午前中は雨だったため人が少なく見える景色は霧で曇っていました。

場所によっては霧で2メートル先を歩く友人が見えなくなるほどすごかったです。

霧の中でも木々にできている蜘蛛の巣と水滴が綺麗だったので蜘蛛の巣メインで紹介します。

道中はこんな感じで歩く先の景色も霧ではっきりしません。

場所によっては3メートル先が霧で真っ白になり見えなくなる時もありました。

少し離れた場所を歩く友人が見えなくて、声で場所確認する時もあるほど霧がすごかったです。

山からの景色はこんな感じで霧で覆われ全く見えません。

霧が好きな人には最高の景色です。

遠くの景色が見えないので、より近くにある草木に目が行きます。

男坂

薬王院へと続く108段の男坂。

霧で階段の上が待ったく見えません。

階段の上が異世界への入口のような雰囲気があり、ワクワクします。

不動石

薬王院には不動石というものがります。

”自らの業の重さを感じて下さい”と書いてあり、自分の業の重さを感じることが出来ます。

私は持ち上げることはできたのですが、ものすごく重かったです。

一緒にいた友人は軽々持ち上げて、「軽い」と言っていました。

人によって感じる重さが違うのが興味深いですよね。そして自分の業の深さに衝撃を受けました。

高尾山頂上

頂上からの景色は霧で真っ白です。

人も少なく普段このような景色を見ることもないので、まるで別世界にいるようです。

薬王院

上から見た薬王院

霧で覆われています。

こちらのお土産屋さんに”てんぐ干し梅”があります。昔ながらの塩気の強い梅干しで、ものすごく酸っぱい。

登山で疲れた身体に是非こちらの干し梅を摂取してみて下さい。

高尾山は天狗信仰があるため、天狗の石像や天狗の腰掛杉など天狗にまつわるものが多くあります。

芸術的な蜘蛛の巣と水滴

蜘蛛の巣

蜘蛛の巣に細かい水滴がつくことで幕が張ってあるように感じます。

細かい水滴と大きい水滴でメリハリがあり、芸術的な作品のように感じます。

山の中は見渡す限り蜘蛛の巣だらけでした。

雨上がりに登るのは初めてだったのですが、こんなに蜘蛛の巣があるとは思わなかったです。

蜘蛛の巣についた水滴が光って幻想的な空間を作っていました。

アジサイ

所々綺麗なアジサイが咲いていました。

普段よりも近くの景色に目が行くので、いつもの違う楽しみかたができます。

最後に

皆さんにもこの雨と蜘蛛の糸が作り出す芸術を見ていただきたいのですが、登りやすい高尾山でもルートによっては危険な場所もあります。

雨の降った日などは必ず案内所や看板などでルートの危険情報を必ず確認してください。

霧が作る不安定な幻想的な景色と、水滴と蜘蛛が作る芸術を是非楽しんでもらいたいと思います。

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